第1章 創世記

この世の前に九頭の龍と九尾の狐あり
二柱は交わり無量の神を産む
無量の神に二種の性あり
タジカラヲとクノイチ
その交わりにて生まれる不可思議な平行は
清浄とは縁遠い衝突を生み出し無量の騒音となる
九頭の龍は怒り、有広無滅の炎を吐き
生死を繰り返す終わりなき世が始まる
怒りの収まらぬ九頭の龍に耐えかねた九尾の狐は一つの神を産む
タジカラヲとクノイチ二つの体と思いを兼ねる神、思兼(オモイカネ)

オモイカネは九頭の龍にその存在がばれぬように表には立たず
タジカラヲとクノイチを裏から支え戦い
九尾の狐から授かった魔力を使い九頭の龍を封じる
九頭の龍を封じた大地にタジカラヲとクノイチを住まわせ、
自らは空となる事で有限の封印を作り上げた

時は経ち、人間となったタジカラヲとクノイチによる不可思議な平行による衝突が溜まり
大地は震えはじめた
衝突と怒りによって姿を変えたその大地は、裏切りの大地とも呼ばれた

九頭の龍の封印が解ける事を察したオモイカネは九頭竜復活を阻止するために
裏切りの大地に人間として降り立った
再び裏から支え戦うオモイカネであったが、裏切りの大地に住むタジカラヲとクノイチは、互いの縁を切り合うようになっており、かつての力は無かった

オモイカネは自ら表に立つ事を選んだ

数多の困難に遭いながらもオモイカネは九頭龍の復活を阻止するために戦い続ける。